Cubaseでフェードイン・フェードアウト
Cubaseには波形をコントロールするための機能が沢山備わっています。
フェードイン・フェードアウトも簡単操作で実行でき、細かくコントロールすることが可能です。
この記事ではフェードイン・フェードアウトを使いこなす方法を解説してみたいと思います。
フェードイン・フェードアウトとは
フェードは英語で”消えていく、弱まる”という意味の単語です。
音楽でいうフェードイン・フェートアウトは、音量が少しずつ変化することを言います。
- フェードイン…だんだん音が大きくなる
- フェートアウト…だんだん音が小さくなる
フェードを設定する3つの方法
イベントをドラッグする
オーディオイベントにマウスを乗せると、イベントの右上と左上に小さい三角形が現れます。
これをクリックしてドラッグすることでフェードを設定することができます。
ドラッグの距離でフェードの長さを変えられます。
カーソル位置で設定する
カーソル位置(再生位置の白い縦線)でも設定できます。
カーソル位置を決めたら、上のメニューバーの「Audio」項目から「カーソル位置からフェードアウト」
※イベントを[Ctrl]/[command]+右クリックからも実行できます
下の図だと5小節目からフェードアウトすることができます。
同様に「カーソル位置までフェードイン」でフェードインの設定も可能です。
範囲選択で設定する
範囲選択で設定する方法も見てみましょう。
メニューバーの少し下にあるボタン群に「範囲選択」というボタンから設定します。
範囲を決めたら先程と同様「Audio」を開き「フェードを選択範囲に合わせる」を選びます。
フェードをカスタマイズする
フェードが設定できたら、さらに細かくカスタマイズしてみましょう!
メニュー「Audio」から「フェードエディターを開く」
開くとフェードの設定画面が表示されます。
[補間ラインの種類]の左にあるボタンで、曲線の滑らかさを変更できます。
図では一番右が選択されていますが、最も角張ったものです。
一番左が最も滑らかな曲線になります。
下にある8つのボタンで曲線のスタイルを変更できます。
映像系のイーズイン・イーズアウトのような挙動もさせることができます。
右上の☑長さを適用をONにすることで、その上にある長さに変更することができます。
まとめ
今回はCubaseでのフェードイン・フェードアウトについて見てみました。
やり方がいくつかあるので、自分に合ったものを選択してみましょう!
Cubaseのフェードエディターも細かくコントロールできて便利なので、ぜひ覚えていただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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