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iTunesの終了、購入した音楽はどうなる?ダウンロード販売の将来

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音楽業界に貢献するApple

AppleといえばMacやiPhoneなどのiOS端末をはじめ、「iTunes」や「Apple Music」など音楽業界に大きく貢献するソフトウェアも提供している大手会社です。

「メディア系はWindowsよりMacのほうが強い」聞いたことのあるフレーズではないかと思います。

近年ではWindowsも進化を遂げ、どちらを使っても良い音楽は作れるようになりました。

作曲家やクリエイターの中には、そうした理由から今でもMacを愛用している人も多いのではないでしょうか?

 

少し前に出現した噂で「iTunes」がサービスを終了するというものがありました。

「iTunes」廃止

先月5月に「9to5Mac」「ブルームバーグ」などが報道をしたことを発端に噂されている内容です。

iTunesのInstagram・Facebookアカウントが投稿を全て消したこともあって、この噂はほぼ確実なものと考えられています。

日本時間で6月4日に開催される「WWDC 2019」で「iTunes」の終了がアナウンスされるのではないかと言われています。

 

iTunesは音楽・動画・ポッドキャストなど、さまざまなメディアを統合したオールインワンで便利なソフトウェアでした。

この終了により、iTunesのユーザーからは不安に思う声も多々挙がりました。

購入した音楽や映画はどうなるの?

先に結論をお伝えしますと、購入した音楽や映画が無駄になるということはなさそうです。

iTunesは音楽や映画などを個別に購入して手元に置くダウンロード方式のものです。

それに対して、近年主流になっている月額を払って聴き放題という定額制配信サービスストリーミングというものもあります。

Appleでいうと「Apple Music」はストリーミング形式ですね。

 

僕は「Apple Music」の登場で、Appleは「iTunes」のようなダウンロード形式を辞めるのではないかと考えていましたが、今のところそうでもなさそうです。

 

iTunesの代わりのアプリが登場

Mac限定で、iTunesは廃止され3つのアプリに分離します。

  1. 「Apple Music」
  2. 「Apple TV」
  3. 「ポッドキャスト」

Apple Musicは名前通り音楽に特化したものになります。

購入した音楽などはこのアプリを通して今まで通り、聴いたり購入したりできそうです。

さらにiTunes の機能だけでなくミュージック全般の機能もここに統合されるということで、音楽全般を扱うことになります。

iTunesよりも特化したぶん、さらに深い部分までカスタマイズでき、楽しめるようになればユーザーとしても満足度が高くなるかもしれませんね!

動画やポッドキャストなどが分離した分、今までよりも軽量になり使い勝手も良くなるのではないかと期待する声も多いです。

重要なアナウンスで「Windows版iTunesは今のところ継続する」という部分がありました。

Macに限定した話になりそうです。

 

Apple TV は映像や動画を管理するとのことで、映画はここで管理されると思われます。

ポッドキャストもiTunesにあった機能が独立する形になります。

[追記]WWDCでの発表

WWDC2019での発表は他にもさまざまなものがありました。

  • Apple TVがマルチユーザー対応、Xbox One&PS4のコントローラーに対応
  • Apple WatchにApp Storeが登場
  • iPhone 6s以降に対応するiOS13でダークモードが登場、セキュリティを強化する「Sign In with Apple」、カメラ・Siri・Memojiの進化
  • iPadのOSをiPhoneとは違うiPad OSとして新設計、よりMacのような使い勝手に
  • プロ用ハイスペックのMac ProPro Display XDRが登場
  • macOS 10.15、コードネーム「Catalina(キャタリナ)」の発表
  • iPadをサブディスプレイにできる「Side Car」、手を一切使わず声だけで操作できる「ボイスコントロール」、自分や友人のiPhoneの位置を確認できる「Find My」などが新OSで導入されるもようです。
  • 開発者のためにARKitSwift UIの向上、Project CatalystがMacに対応することで開発環境も充実したものとなりそうです。

ダウンロード販売の将来

ストリーミング形式の例として「Apple Music」を挙げましたが、ビデオに関してもAppleは前向きなようで「Apple TV+」というものが登場しました。

Amazonプライム・ビデオのように月額料金を支払ってさまざまな動画を楽しむ形式になります。

 

国内外問わず、CDの売り上げが落ちてデジタル販売(ダウンロード形式)が主流になりました。

海外ではデジタル販売の売り上げも減り、ストリーミング形式で聴く利用者が増えているようです。

そうした流れをくんで、ストリーミング形式に力を入れてダウンロード販売の影が薄くなってしまうのは避けられないのかもしれません。

まとめ

「iTunes」のサービス終了に関することで、動きがありそうなことをご紹介させていただきました。

購入した音楽や映画は引き続き楽しむことができそうですので、そこは安心ですね♪

 

全体的に音楽の売り上げが落ちているとはいえ、日本ではまだまだCDを希望する声が絶えません。

海外でもレコード専門店が流行したり、デジタルが主流な現代だからこそアナログの良さが恋しくなるというのは理解できます。

「手元に残る形で欲しい」という感覚は、とても素敵なものだと思います。

 

CD、ダウンロード形式、ストリーミング形式、様々な形式で音楽が楽しめるのは良いことですね!

  • この記事を書いた人
皆見勇斗-MinamiHayato-

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