複製をマスターする
作曲中に同じフレーズやパターンを繰り返し使いたいと感じる瞬間はありませんか?
一般的なコピー&ペーストコマンドでも対応はできますが、StudioOneにはもっと簡単にイベントの複製ができるコマンドがあります。
さらに共有コピー(複製共有)を使うことでもっと便利に活用できるケースもあります!
今回はイベントの複製と共有コピーについて見ていきましょう♪
複製する
早速複製していきたいと思います。
動画の前半では一般的なCtrl(Command) + C を試しています。
この方法だとカーソルの位置にペーストされるため、繰り返すとイベントが重なっています。
次の方法は「Dキー」を入力する方法です。
こちらは間隔を保ったペースト、例えば小節単位での複製を自動で繰り返すことが可能です。
複数のイベントを選択すれば、その構成を保って複製することも簡単にできます。
独立と共有
次に独立と共有コピーについて見てみましょう。
「Dキー」を単体で入力すると、先ほどと同様複製されます。
この複製は独立したもので、それぞれ別の変更を加えることができます。
次に「Shift + D」を入力してみます。
イベントの下にリンクのマークが付き、共有コピーになります。
共有コピーは一つを変更したら他のイベントのベロシティやノートも自動で変更されます。
全く同じフレーズやリズムを繰り返したい場合、独立だとすべてのイベントを変更する手間が増えますので、共有コピーが大変役立ちます。
共有の解除
共有コピーを解除する時は「イベント」→「共有コピーを分割」で簡単に解除することができます。
それまでに編集した内容はキープされますので、途中までは同じ変更を加えたいといった場合も対応可能です。
まとめ
今回はStudioOneの複製と共有コピーについてご紹介しました。
このような便利機能を知っているだけで作業効率はアップします。
複製は特に使用頻度の高い項目だと思いますので、ぜひ覚えて楽曲制作に活用してみてくださいね♪