ワイヤレスイヤホン
皆さんは有線、ワイヤレスどちらのイヤホンを使用していますか?
一昔前のワイヤレスはBluetooth周りの性能も低く、有線に比べて音質面や安定性に欠ける部分がありました。
近年はコーデックの質が上がりそれらも改善されてきています。
中にはaptX HD(アプトエックス エイチディー)やLDAC(エルディーエーシー)といった、ハイレゾ対応した規格も生まれています。
そこでこの記事ではデザインの可愛いワイヤレスイヤホンをご紹介させていただきます!
形状・音傾向について
イヤホンによって形状や音の傾向が違います。
有線イヤホンについての記事で詳細を解説していますので
- 形状…インナーイヤー、カナル
- 音傾向…ドンシャリ・かまぼこ・フラット
などの用語の理解が曖昧な方はぜひご覧ください。
用語解説
ノイズキャンセル
cVc(クリアボイスキャプチャー)…通話用のノイズキャンセリング技術
RCV…cVcを進化させたもの
ENC(Environment Noise Cancellation)...こちらも通話用のノイズキャンセリング技術
ノイズアイソレーション、パッシブノイズキャンセリング
遮音性能の高いイヤホンやイヤーピースにより、物理的に外部から遮断するノイズキャンセル技術
アクティブノイズキャンセリング
イヤホンの外側に付いているマイクから周囲の雑音を拾い、それを打ち消す周波数を生成することでノイズを消す技術
ヒアスルー、アンビエントマイク
イヤホンをしていても外部の音を取り込むことができる機能
周りの音を聞くことで聞き逃しなどを防ぐことができます
サイドトーン
通話中に自分の声が聞こえやすくするように声を強調してくれる機能
ペアリング
スマートフォンとワイヤレスイヤホンを接続すること
自動ペアリング
一度機器とペアリング(接続)したら、次回以降自動的に接続してくれる機能
Fast Pair
Androidと連携する際にワンタッチで簡単にペアリングできる機能
Android端末がAndroid OS 6.0 / Google Play 11.7以降に対応している必要があります。
Bluetooth EDR
Bluetooth EDRの“EDR”とは、拡張されたデータ通信速度を意味する「Enhanced Data Rate」
EDRに対応していることで
- 通信速度の向上
- Bluetooth旧バージョンとの互換性維持
- デューティーサイクル*調整による低電力化
のメリットがあります。
ワイヤレスイヤホンの通信速度に関して言えばBluetooth2.0程度でも十分使えますので、以下のコーデックを重視することをおすすめします。
*デューティーサイクル…イヤホンのON/OFF時間の比率
コーデック
音楽向けの「aptXHD」「LDAC」
どちらも高音質でハイレゾに対応したコーデックです、
- aptXHD…リスニング寄りな迫力やメリハリのある音
- LDAC…モニター寄りでフラットで素直な音
aptXはCDと同様(16bit / 48kHz)の音質となっています。
ゲームや動画向けの「aptXLL」「FastStream」
どちらも低遅延でラグのない音声を楽しめます。
FastStreamが低遅延なコーデックなのですが、aptXにFastStreamを組み合わせたaptXLLも同じく低遅延な規格となっています。
「aptX Adaptive」は更に次世代のフォーマットで、ハイレゾ対応しながら遅延も「aptXHD」より少ないものとなっています。
ビットレートを279kbpsから420kbpsの間を小刻みで変動することで、安定した通信を可能にします。
「SBC」や「AAC」は一昔前の規格で、音質や遅延の面では近年のものに比べ劣っています。
かわいいワイヤレスイヤホン
価格は2020年9月現在のAmazon価格を参照し、お値段が安い順に掲載しています。
AMAFACE K71
低価格ながら機能も充実しているAMAFACEのワイヤレスイヤホン K71
自動ペアリング、ノイズアイソレーションといった基本的な機能に加え
タッチ機能で音楽の再生/停止、音量調整、着信の応答、Siriの操作などにも対応しています。
他にもバリエーションがありますが、大半は2,000円~4,000円で購入することができます。
仕様
- Bluetoothバージョン:5.0+EDR
- コーデック:SBC/AAC/aptX
- 通信距離:10m以内
- マイク:あり
- 充電時間:約1時間
- 稼働時間:約4時間
- 防水:IPX5
機能
- 自動ペアリング
- タッチコントロール
- ノイズアイソレーション
オーディオテクニカ ATH-SQ1TW
ワイヤレスイヤホンに限らず、高品質な有線イヤホンやヘッドホンを発売するオーディオテクニカ
ATH-SQ1TWはデザインの良さだけでなく利用する上での便利な機能が詰め込まれています。
低遅延であること、音質の良さ、フィット感や遮音性などの高評価が目立つイヤホンです。
カラーバリーションは(ブラック/ブルー/マスタード/ネイビーレッド/ピンクブラウン/ホワイト)の6色が用意されています。
仕様
- Bluetoothバージョン:5.0+ EDR
- コーデック:SBC
- 通信距離:10m以内
- MIC:あり
- 充電時間:イヤホン→約1.5時間/充電ケース→約2時間
- 稼働時間:6.5 時間
- IPX4 防水加工
機能
- Fast Pair
- タッチコントロール
- ヒアスルー機能
- サイドトーン機能
¥7,000~7,500(税込価格)
AVIOT / TE-D01gv
音質はクリアでフラットよりな音ですので、素直な音が好きな人におすすめです。
最大11時間という長時間の利用ができるのがメリットですが、aptXやaptX Adaptiveの場合2時間ほど短くなります。
防水性能も高くシャワーを浴びても問題ない水準ですので、利用シーンを限定しません。
カラーバリエーションは(ブラック/コーディナルレッド/アイボリー/パールホワイト)の4色となっています。
仕様
- Bluetoothバージョン: 5.2
- コーデック:SBC/AAC/aptX/aptX Adaptive
- チップセット:Qualcomm QCC3040
- MIC:あり
- 充電時間:イヤホン→約1.5時間
- 稼働時間:11 時間
- IPX7 防水加工
機能
- アンビエントマイク
¥7,920(税込価格)、アイボリーのみ¥ 8,817(税込価格)
AVIOT / TE-D01i
同じくAVIOTより、おしゃれなイヤホンTE-D01iもおすすめです。
100名以上の女性の声を取り入れ、耳にフィットしやすいよう装着部分をできるだけ小さくしています。
フラワーとマーブル2種類のフェイスカバーが付属していて、気分によってイヤホンのデザインを変更可能です。
ミントグリーン/ピンク/スノーホワイト/ラテの4色のカラーバリエーションを展開しています。
仕様
- Bluetoothバージョン:5.2
- コーデック:SBC/AAC/aptX
- MIC:あり
- 充電時間:2 時間
- 稼働時間:8 時間
- IPX5 防水加工
機能
- ヒアスルー機能
- cVc 8.0 ノイズキャンセル(通話時のみ)
¥9,603(税込価格)
JVCケンウッド Victor / HA-A30T
JVCケンウッド Victor の HA-A30Tは音質を重視したい人におすすめです。
輪郭があり音のバランスのいいイヤホンで、音質の高評価が特に多いモデルです。
稼働時間は最大9時間ですが、ノイズキャンセリングをONにすると最大7.5時間になります。
メタリックの風切り音抑制カバーにより、野外での通話も
カラーバリエーションは(ブルー/ブラック/グリーン/ピンク/ホワイト)の5色です。
仕様
- Bluetoothバージョン: 5.2
- コーデック:SBC
- MIC:あり
- 充電時間:イヤホン→約2時間/充電ケース→約2.5時間
- 稼働時間:最大9時間
- IPX4 防水加工
機能
- アクティブノイズキャンセリング
- タッチコントロール
- ヒアスルー機能
価格は色によって異なりますが¥8,700~¥ 9,100(税込価格)で購入できます。
まとめ
どのイヤホンも可愛くて、女性やお子さんへのプレゼントにも喜ばれるイヤホンばかりです。
無線イヤホンをお探しの際に参考にしていただけたら嬉しいです!
最後までお読みいいただきありがとうございました♪