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音楽・楽器

作曲と編曲の違いを解説 才能を磨くための4つのやり方をご紹介

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作曲のセンス

みなさんは作曲のご経験がありますか?

「一回やってみたけどしっくりこないものができた・・・」

経験はあっても「自分にはセンスがないな」と感じてしまった人も多いのではないでしょうか。

というのも、作曲のセンスなんてそうそう簡単に養われるものではありませんし、生まれてすぐに名曲が作れるのなら天賦の才能だと思います。

なのでそう思ってしまってもある意味仕方ないのです。

逆に言えば、練習や経験を積んでいくことでセンスは磨いていくことができます。

 

似たような言葉で編曲というものもありますね。

「作曲」と「編曲」音は似ていますが、定義はずいぶんと違うものなんです。

まずはこの作曲と編曲について解説してみたいと思います。

「作曲」と「編曲」

作曲とは

作曲というのは狭義ではメロディーを作ることに始まり、広義では作詞以外のすべてを表す言葉です。

例えば歌詞を自分で書いて、鼻歌でメロディーラインを作成したら「作詞作曲」したことになりますね。

編曲とは

それに対して編曲は伴奏を作成することです。

ストリングスや管楽器、ドラムのフィルなど、楽曲をどのように聞かせるかを構成します。

他に「アレンジ」なんて呼ばれたりもしますが、基本的には「編曲」と同じ意味で使われます。

 

ちなみに作詞・作曲者には印税が発生するのに対し、編曲さんは出来高制なことが多いんです。

能力は必要なのに厳しい世界ですよね…

編曲の中にミックス・マスタリングという役割りもあります

ミックス・マスタリング

ミックスは楽曲内で、各楽器の要らない帯域を削ったり楽器のポジションを整えることで、楽曲のバランスを整えます。

マスタリングはCDや配信など、リリースする前のアルバム全体のバランスを整える役割りがあります。

話を作曲に戻しまして、作曲の才能を養うにはどうすれば良いのでしょうか?

基本的には2つの練習を繰り返すことで訓練していきましょう。

作曲センスを磨く訓練

とにかく作ってみる

知識としてため込むだけでは成長しません。

必ず学んだら力試し!実際に作ってみることが大切です。

 

作った曲が多いほどセンスは磨かれてバリエーションも増えてくるはずです。

その証拠に、一番最初に作った曲を聴いてみてください。

知識も経験も少ないころの楽曲は、面白みも展開も今より少ないはずです。

知らない曲を分析してみる

ただ作るだけではなくて、知らなかった曲を聴いてみましょう!

自分の好きなアーティストでも流行の曲でもかまいません。

 

その際に、しっかりとメロディラインを聴いてみてください。

「自分だったらこう作ったな」

「こんな持っていき方もあるんだな」

というふうに分析することが大切です。

 

作曲のやり方も様々な手順がありますが、バリエーションを知っていると役に立つかもしれません。

どのような方法があるのか見てみましょう!

作曲するスタイル

メロディが先(曲先)

きょくせん というやつですね。

先にメロディを思い浮かべたり、楽器を使って先に作っておきます。

そのメロディを聴いてどんな歌詞かを作っていくやり方です。

先にメロディがある分、語感が綺麗にハマる曲ができやすいと思います。

歌詞が先(詩先)

しせん と呼ばれるやつです。

曲先と同じくらい主流な作り方で、先に歌詞を用意してあとからメロディを作っていきます。

一番と二番でメロディラインやフェイクが違う、ある意味変則的な曲も作りやすいです。

ドラムが先

リズムが先という人もなかにはいらっしゃるそうです。

フィルなどを聴きながら、盛り上がりをイメージしつつ歌詞やメロディーを作っていきます。

これはかなり特殊なケースかもしれません。

メトロノームの規則的な音を聞いてメロディを考えるという人もいました・・・

人間の脳は面白いですね!

ベースが先

こちらもちょっと特殊ですが、先にベースのリズムやベースラインを作ることで作り上げるそうです。

ギターに触ることが多い方なら、まだ想像できる方法かなと思います。

どの方法を練習したら良いの?

一般的には1つめと2つめの「曲先」「詩先」が中心になると思います。

どちらかではなくて、どちらでも作曲できるように訓練しておくことで、幅が広く応用の利く技術になると思います。

形に捕らわれないという意味で、どちらも適度に経験しておくことをオススメします!

まとめ

作曲のセンス、「作詞」と「作曲」、センスを磨く訓練、作曲するスタイルなどについてご紹介してみました。

作曲の方法と一言で言っても、さまざまな方法があることが分かりました!

それだけ音楽を作り上げていくには、無限の可能性があるということだと思います。

 

数をこなし日々新しいものに触れることで、自分の個性や技術は育まれていきます。

辞めずに楽しむことが上達の一番の秘訣ではないかと思います。

 

頑張る皆さまを応援しています!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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皆見勇斗-MinamiHayato-

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