歌唱力はある意味無限
ありがたいことに「歌に関する内容も教えて!」というリクエストをいただきました!
というわけで、今回は歌唱に関することをお伝えしたいと思います。
一言で歌といっても奥深いものです。
- 表現力
- ピッチ(音程)
- 発声
- 呼吸法
- 共鳴
- リズム感
- テクニック
さまざまな要素が重なって聞く人の耳に届きます。
このようなことを一つ一つ解説していくには、かなりの時間がかかってしまいます。
そこで今日は、最低限気をつけて欲しい一点だけ解説してみたいと思います。
ローカルな地域のアーティストが上手いわけ
北海道のアーティストといえばどんなアーティストが思い浮かびますか?
- 吉田美和/DREAMS COME TRUE
- 中島みゆき
- 松山千春
- 玉置浩二/安全地帯
- 大黒摩季
歌手の中でも一流といわれる、抜群の歌唱力を持つシンガーが多くいらっしゃいます。
では南へ飛んで、沖縄のアーティストで考えるとどうでしょう?
- BEGIN
- GACKT
- 安室奈美恵
- 三浦大知
- HY
- 夏川りみ
沖縄民謡など独特な歌唱法も相まって、やはり歌唱力のあるアーティストが多いです。
彼らの共通点は?
彼らの共通点を挙げてみると、いくつかのポイントが見えてきます。
- 民謡などが残り、小さいときから音楽に触れている。
- 美しい海や透き通る空、自然がとても綺麗。
このような地で生まれた、アーティストのみなさんは声量があります。
声量が一番大事
もちろんすべての環境がとは言えませんが、広大な土地に生まれた人は大きな声を出せる環境に恵まれている傾向があると思うんです。
民謡もPOPSよりも声楽に近い、響きを追求した歌唱法です。
声楽や民謡は生で聴いてみると、POPS歌唱との違いはお分かりになると思います。
そこでみなさんご自身を考えてみてください、電子機器に頼って歌っていませんか?
スマホに向かって歌えばボリュームも上げられるし、カラオケなら機械で音を上げればいい。
そういうふうに声量を必要としないシーンって結構多いです。
これはとてももったいない話です。
とはいえ「そういう歌い方がダメだ!」というわけではありません。
国内外問わず「ウィスパーボイス」と呼ばれるような透明感を武器にしている歌手は多いです。
しかし生で聞いてみると繊細ながらも遠くまで響き、迫力があることに驚くはずです。
これは表現力という部分にも繋がってきます。
表現力と声量
「表現力」と一言に言ってもこれも奥が深いのですが、ざっくり言って強弱が付けられることだと思います。
曲中に感情の起伏があったりグルーヴ感を変化させたり、そういった曲中での強弱です。
最初から最後まで変化がないと、メリハリがない退屈な曲になりがちです。
「ウィスパーボイス」も出るけど、「迫力のある声」も出る。
というのが理想の状態です。
大は小を兼ねますので、普段から大きい声で歌うことを練習しましょう!
遠回しな文章になってしまいましたが、一番大切にしたいのはここです!
どのように練習をすれば良いのか
まずはこのことを意識してみてください
5m先に届ける
声を向ける先はスマホやマイクではありません。
部屋の隅っこ、隣の家まで、遠くの人に届けるような意識を忘れないことが大切です。
「じゃあ叫べば良いんだ!」
というふうにはいきません。
できるだけ力を入れずに
ここは誤解を与えかねない難しい部分なのですが、大きな声というのは無理矢理がなる声ではありません。
「お腹から声だして~」とかよく聞きますが、お腹からは声なんて出ません!
あれは腹式呼吸の感覚を意識しろという意味なのですが、腹式呼吸に関しては別で記事を書かせていただきたい想います。
力任せな声ではすぐにバテてしまいますし、歌い手としての人生をガリガリ削ることになってしまいます。
そうではなくて、声帯で声が作られる時に「いかにして効率よく響かせるか、無駄なく音にできるか」という意識を持つことなんです。
大変分かりにくい表現なのですが、力んで叫ぶ感覚とは違います。
そこを取り違えて声帯を酷使するのだけはやめましょう。
むしろ逆です!
脱力しながら練習していくことが肝です。
まとめ
今日は歌に関してリクエストがありましたので、少しだけお話しさせていただきました。
この辺は人それぞれイメージするものが違いますので、歌う人によって解説する内容は違うかもしれません。
ただ、間違った方法を続けることだけは避けて、長く歌えるように正しく練習していただければと思います。
この記事を読んで、少しでもあなたの悩みが解決できたのならうれしいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます♪