バックアップやチームでの作業
- チームでCubaseの作業環境を似せたい!
- 新規インストールしたが以前の環境を復元したい!
Cubaseにはこの様な場面で使える便利な機能が備わっています。
それがプロファイルマネージャー
プロファイルマネージャーとは
プロファイルマネージャーは簡単に言うとバックアップ・復元ができる機能になります。
以下のディレクトリに.srt拡張子のファイルとして保存されます。
ローカルディスク > ユーザー >(ユーザー)> AppDate > Roaming > Steinberg > Application Files > Cubase (バージョンごと) > Profiles
バックアップできるもの、できないもの
できるもの
- 環境設定
- すべてのウィンドウのツールバー設定
- グローバルワークスペース
- トラックコントロールの設定
- トラックコントロールのプリセット
- 入出力バスのプリセット
- プラグインコレクション
- クオンタイズプリセット
- クロスフェードプリセット
- キーボードショートカット
- ロジカルプリセット
できないもの
- 「スタジオ設定 」および「オーディオコネクション」ウィンドウの設定
- 「オーディオコネクション」ウィンドウの「Control Room」タブのプリセット
- トラックプリセット
- プラグインプリセット
- プロジェクトテンプレート
プロファイルマネージャーの使い方
プロファイルの保存
まずはプロファイルを保存してみましょう。
編集 →プロファイルマネージャー
をクリックして「プロファイルマネージャー」ウィンドウを開きます。
新規をクリックしてプロファイルの名前を指定すれば保存が完了です。
有効にしたいプロファイルを選択して「プロファイルを有効化」をクリックすることで切り替えることができます。
バックアップ/復元
次はプロファイルのバックアップと復元を見てみましょう。
バックアップしたいプロファイルを選択して「書き出し」をクリックします。
反対に復元したい場合は「読み込み」をクリックして(.srf)ファイルをインポートしましょう!
プロファイルの編集
「プロファイルマネージャー」では
- 複製
- 名前の変更
- 削除
などもできるので、プロファイルの管理が自由に行なえます。
まとめ
今回はプロファイルマネージャーについて解説いたしました。
PCの買い替えやチームでの作業の際にとても便利です!
「初期設定ファイルの再構築」などで設定ファイルを初期化する場合も、時短に繋がるのでおすすめです。
あまり多用する機能ではないですが、いざという時のためにバックアップは保存しておきましょう♪
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