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[無料あり]定番ラウドネス(LUFS/LKFS)メーター8つ

Loudness-Meter

最適なラウドネス値

ストリーミングサービスでリリースする場合、ラウドネスの設定はとても重要です。

ラウドネスノーマライゼーションで音圧を下げられることのないよう、理想的なLUFSに設定しましょう。

LUFSについて、ラウドネス戦争、サービスごとのラウドネス値などはこちらで詳しく解説しています。

Loudness Normalization
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今回はLUFSを測るラウドネスメーターの定番をまとめてみたいと思います!

定番ラウドネスメーター

Levels / Mastering The Mix(有料)

ミックスやマスタリングに役立つプラグインを制作している「Mastering The Mix」

LevelsというプラグインでLUFSを確認することができます。

  • PEAK
  • STEREO FIELD
  • LUFS
  • LRA
  • DYNAMIC RANGE
  • BASS SPACE

が1クリックで切り替えできて直感的です。

LEVELS

https://www.masteringthemix.com/products/levels

 

試用版も用意されていますので、気になる方はお試しください。

https://www.masteringthemix.com/pages/plugins-for-music-producers

MasterCheck / Nugen Audio(有料)

MasterCheckは世界中のテレビ局やMA現場といったプロも使うメータープラグインです。

Spotify、Apple Music、Google Play、YouTubeといった主流なサービスから、TVやラジオに適したマスタリングをサポートします。

MasterCheck

出典:https://nugenaudio.com/mastercheck/

メディア業界でも使われているので、品質には定評があります。

単品購入の他

バンドルにも含まれています。

https://nugenaudio.com/mastercheck/

Insight / iZotope(有料)

AIを取り入れたミックスやマスタリングツールを提供するiZotope

Insightは色々な機能が盛り込まれたメーターツールです。

 

ステレオから7.1.2 Atmosまでのマルチチャンネルにも対応し、3Dサウンドマッピングで音を可視化することもできます。

UIのカスタマイズ性も自由度が高いです。

のバンドルにもRXが含まれています。

insight

https://www.izotope.jp/jp/products/insight-2/

RX9 / iZotope(有料)

同じくiZotope社製のRX9

メインはオーディオリペアソフトなのですが、他にも様々な機能が含まれています。

 

Loudness Controlパネルを使い、LUFSを測ることができます。

上の欄に詳細が表示されているので分かりやすいですね!

下のメーターで希望するLUFSやピークを指定することで、楽曲のラウドネスを自動で設定することもできます。

RX9

https://www.izotope.jp/jp/products/rx-9/

 

ちなみにRX8にもLoudness Controlパネルがあり、RX7のスタンドアローンソフトでもWaveform Statsから楽曲のLUFSを測ることが可能です。

RX7

RXには

の3つのグレードがあります。

のバンドルにもRXが含まれています。

WLM Plus Loudness Meter / WAVES(有料)

DTMをするなら持っておきたいWAVES

WLM Plus Loudness Meterは優れたメーターで、愛用者も多いプラグインです。

コンパクトなUIに必要な項目が詰め込まれています。

WLM Plus Loudness Meter

出典:https://www.waves.com/plugins/wlm-loudness-meter

単体で購入する他に

バンドルにも含まれています。

https://wavesjapan.jp/plugins/wlm-loudness-meter

Loudness Meter 2 / Youlean(無料/有料)

Loudness Meter 2は無料版と有料版があるプラグインです。

無料版でも基本的な機能は不自由なく使うことができます。

Youlean Loudness Meter 2

有料版にすることでストリーミングプリセットの増加、ダイナミクスグラフやUIテーマの変更など細かい設定が追加されます。

価格も50$以下なので、コスパも良いプラグインとなっています。

https://youlean.co/youlean-loudness-meter/

MLoudnessAnalyzer / Melda Production(無料)

MLoudnessAnalyzerは無料で提供されているプラグインです。

 

ラウドネスのIntegratedはLU表示となっています。

絶対値のLUFSに比べてLUは相対値です。

左上のTARGETを0.00LUFSに設定することで、LUをLUFSと同じ数値にすることができます。

下の画像の場合、この楽曲のLUFSは-11.8LUFSということになります。

 

インストールするには、様々なプラグインを一括インストールできる”MFreeFXBundle”をダウンロードしましょう!

MLoudnessAnalyzer

https://www.meldaproduction.com/MLoudnessAnalyzer

Orban Loudness Meter(無料)

Orban Loudness Meterも無料で使えるソフトです。

DAWなどで使うプラグインではなく、スタンドアローンソフトとなっています。

 

使い方は、このソフトを立ち上げオーディオインターフェースを設定するだけです。

あとはソフトの下にある電源ボタンを押し、パソコン上で音源を再生すれば測定が始まります。

 

右の四角いボックスに表示されている数値がLUFSのIntegrated値です。

Orban Loudness Meter

https://www.orban.com/meter

まとめ

今回はLUFS/LKFSを確認できるツールを8つご紹介させていただきました。

ハイスペックなものからお手軽なものまで様々ありますが、まずは無料のものからステップアップするのもおすすめです。

見るべき数値が分かれば、他のソフトでも違和感なく馴染めるはずです。

 

この記事が参考になればとても嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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皆見勇斗-MinamiHayato-

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