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Cubase使い方講座|楽曲のテンプレートを作る「プロジェクトテンプレート」

cubase-project-template

ワークフローは大体同じ

Cubaseで楽曲を1から作り始めると、作業工程が多く完成までに多くの時間がかかります。

しかし何度も作曲しているうちに「この作業いつもと同じだな」と感じる場面が多々あります。

例えば使っている音色やエフェクトプラグインなど、固定化されていることが多いです。

Cubaseではそういったいつもの環境をテンプレート化して保存し、作業工程を省略することができます。

プロジェクトテンプレート

「プロジェクトテンプレート」で設定できる項目は

  • トラックの構成
  • トラックのインストゥルメント(設定含む)
  • エフェクトプラグイン(設定含む)
  • PAN
  • SEND
  • ワークスペース

など、多くの項目をテンプレートに含めることができます。

テンプレートを作る

今回は以下のようなプロフェクトを作成してみました。

project template 1

EQ、コンプ、SEND、PANなどを設定した基本的なバンドスタイルの楽曲です。

これをテンプレートとして保存しておけば、バンド系の楽曲を作り始めるときに時短になります。

メニューバー「ファイル」から「テンプレートとして保存」をクリックしましょう。

project template 2

テンプレート作成のダイアログが表示されます。

project template 3

Content Summaryはテンプレートの説明を記載する項目です。

今回はValueに「Basic Band + Vocal + 3Choir」と入力しました。

Template Categoryはテンプレートのカテゴリーを設定する項目です。

steinberg hubでジャンル分けすることができますが、今回はNoneにしました。

新規プリセットの下のテキストボックスにテンプレートの名前を指定したらOKを押しましょう。

テンプレートを使う

steinberg hubを開いて作ったテンプレートを使用してみましょう。

project template 4

レコーディング、スコア作成、プロダクションといったジャンルがありますが、

上で指定したTemplate Categoryはこれに対応しています。

上でNoneを選択したので、今回は「その他」にテンプレートが表示されています。

これを選択して「作成」をクリックしてみましょう。

project template 5

無事トラックやプラグイン、SENDなどの設定が済んだプロジェクトが作成されました。

トラックカラーやプロジェクトのテンポなどもしっかりと設定されています。

まとめ

弾き語り、オーケストラ、ダンスミュージックなど、作成したいジャンルであらかじめテンプレートを作っておけば、

作曲にスムーズに取り掛かることができます。

一度作ってしまえばずっと使えるので、ぜひお試しください♪

  • この記事を書いた人
皆見勇斗-MinamiHayato-

皆見勇斗-MinamiHayato-

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