2023年の花粉は12倍!?
皆様は花粉症に悩まされていませんか?
今年の花粉量は昨年の12倍にも昇るらしく、花粉症を患っている多くの方にとっては辛い年になりそうです。
花粉症の予感がしたらすぐに病院に行って薬をもらうのが一番良いと思います。
- 処方箋は眠くなる
- 今はまだ花粉症を発症していない
そういうケースでも、普段から対策を取っていれば緩和できることもあります。
花粉症がない人も対策は必須
8割の人はアレルギーを起こす遺伝子を保有しています。
なので今は症状がなくても花粉症が突然発症して、毎年苦しむことになる可能性も大いにあります。
特に都市部では排気ガス、ハウスダストなどのストレスも多いので、発症率が上がる要因になります。
アレルギーは免疫反応の一種で、本来は体の防衛反応です。
侵入したアレルゲン(花粉)を倒すためのタンパク質"IgE(アイジーイー)抗体"が徐々に作られ、それが体を守るために鼻水やくしゃみを増やします。
花粉症になっても花粉が多い季節だけ気をつければ大丈夫と思うのは危険です。
例えば「花粉-食物アレルギー症候群」というものがあり、リンゴ、もも、人参などを摂取した際にアレルゲンと勘違いしてアレルギー症状が現れることもあります。
花粉の種類により異なりますが、今まで食べれていたものが食べれなくなったりするのは辛いことなので、気を付けるに越したことはありません。
ここからは筆者も実践している花粉症対策方法をご紹介いたします!
屋外での対策
マスク+α
これは必須項目ですが、マスクは絶対に必要です。
厚生労働省のQ&Aにもありますが、花粉の6分の1から3分の1をカットすることができます。
更に効果を上げる方法として
- マスクを二重にする(マスクの内側にガーゼなどを挟む)
- 防ウイルス、防花粉スプレーを使用する
- 花粉症用のマスクにする
などがあります。
高性能なウレタンマスクなどもありますが、不織布にしたほうが無難で安全です。
完全ではありませんが、花粉症だけでなく感染症などへの抑制効果もありますので一石二鳥です。
※感染の予防ではなく飛沫の飛散防止がメイン
注意点として、
- 使い回さない
- マスクを触らない
- 大きすぎる/小さすぎるマスクを使わない
- 鼻まで覆う
などの点も気をつけましょう!
花粉症用メガネ
鼻と口の対策ができたら、目も対策しましょう。
花粉症用のメガネを使うと安心です。
密閉できるゴーグルのようなものもありますが、もう少し自然なタイプも販売しています。
筆者が現在使っているものと同じものがありましたのでシェアさせていただきます。笑
マスクとメガネを同時にすると眼鏡が大変曇りますので、以下のような曇り止めを使うと快適になります。
屋内での対策
屋外も大切ですが、帰ってきてからの対策もとても重要です。
玄関
まず帰ってきたら玄関ですべての花粉を落としましょう。
髪の毛や洋服、バッグなどすべて、上から下まで叩いて花粉を落とします。
玄関は花粉やホコリが溜まりやすいので、空気清浄機を置くのはとてもおすすめです。
手洗い・うがい
手洗いうがいは帰宅後すぐに済ませましょう。
その際、外で使ったマスクはすぐに捨てて、気になる場合は鼻うがいやアイボンで目や鼻を洗浄するとスッキリします。
洗濯物・ふとん
特に花粉が多い日や季節は極力窓を開けないことが望ましいです。
筆者の場合
- 洗濯物は室内で除湿機+サーキュレーター
- 布団は布団乾燥機
を使うことで対処しています。
空調を使っている場合は、同じ部屋に洗濯物を干すと乾きが早いです。
窓を開ける必要がある場合は、空気清浄機などを併用してできるだけ花粉量を減らします。
その他
睡眠を充分取る
睡眠と花粉症は関係しています。
睡眠不足は免疫やホルモンバランスを崩しますので、症状を悪化させます。
最低でも7時間は毎日睡眠を取れるよう頑張りましょう。
また、時間だけでなく睡眠の質を向上する工夫をすることも効果的です。
食事に気を付ける
すべての人には当てはまりませんが、食事によって花粉症を改善することもあります。
以下のような栄養素は腸内環境を整えて免疫システムを改善することができます。
- 乳酸菌(ヨーグルト、チーズ、発酵食品、乳酸菌飲料)
- 食物繊維(きのこ類、根菜、海藻)
- EPA・DHA(青魚)
- カカオポリフェノール(チョコレート、ココア)
- お茶、紅茶(緑茶、甜茶、ルイボスティー)
体に良い物ばかりですので、健康のためにも食事に気をつけることをおすすめします。
まとめ
今回は花粉症を対策、緩和する方法をご紹介いたしました。
ほとんど自ら実践している内容ですが、やはり対策すると目や鼻の不快感が少し違う気がします。
地域により時期は異なりますが、スギ、ヒノキ、ハンノキ、イネ、ブタクサなど様々なタイプが年中飛んでいますので、季節を問わず対策するとより安全です。
少しでもアレルゲンを減らせるよう色々工夫して頑張っていきましょう!
この記事が参考になればとても嬉しいです♪