最近の投稿もぜひ!

DTM

StudioOne講座|3つのエディションを比較してみよう

studioone edition

StudioOneを始めよう!

StudioOneを始めるとき、エディションの選択は迷うポイントですよね。

一番最初からフラッグシップを購入するべきか、無償版から始めるべきか

どのような機能が使えるかもなかなか把握しにくいと思います。

今回はStudioOneにおける3つのエディションを比較し、何ができて何ができないのかを見てみましょう!

3つのエディション

StudioOneには3つのエディションが存在しています。

ローエンドのものから順にご紹介いたします。

※金額は2023年8月現在、公式ストア(MUSIC EcoSystems)での表示価格

Studio One Prime

PrimeはStudioOneを無償で使えるバージョンです。

無償版なだけに機能は大きく制限されていますが、簡単な曲を作ったり操作感に慣れたり確かめることは可能です。

バーチャルインストゥルメントはPresence XTのみ使用することができ、サンプラーなども使用することはできません。

エフェクトはリバーブ、ディレイ、Channel Stripをはじめとした計10個が使用可能です。

https://www.mi7.co.jp/products/presonus/studioone/prime/

Studio One Artist

Artistは上から二番目のエディションですが、できることも一気に増やせます。

Primeとの違いとして

  • Melodyneの体験版
  • SoundCloudへのエクスポート
  • サードパーティ製プラグインへの対応(AU、VST2、VST3)
  • Studio One Remoteアプリ

などが追加されています。

バーチャルインストゥルメントはPresence XTの他に

  • Mojito(シンセ)
  • Mai Tai(シンセ)
  • Sample One XT(サンプラー)
  • Impact XT(ドラム・サンプラー)

が新たに使用できます。

エフェクトはPrimeに22個追加され、計32個から使うことが可能です。

13,200円(税込価格)

https://www.musicecosystems.jp/shop/4589473713724-studio-one-6-artist-13339#attr=

Studio One Professional

ProfessionalはStudioOneのフラッグシップエディションです。

すべての機能にアクセスできます。

Artistと比較して

  • 制限なしのMelodyne
  • ビデオトラック
  • コード・トラックとハーモニー編集
  • 歌詞トラック
  • スコア表示
  • オーディオ分解能64bit
  • DDP機能

など本格的に編曲するうえで欠かせない機能が付属しています。

バーチャルインストゥルメントは変わりませんが、エフェクトはArtistから11個追加された計43個を使用することができます。

ループ素材も一気に追加されています。

52,800円(税込価格)

https://www.musicecosystems.jp/shop/4589473713717-studio-one-6-professional-13338#attr=

エディションの選び方

操作を確認したい、Presence XTで簡単な曲を作る練習をしたいという場合はPrimeをインストールしてみましょう。

MIDIではなくレコーディングメインで、録音素材をほとんど編集しない場合もPrimeで問題ありません。

操作感は変わらないので、Artistへアップグレードしてもスムーズに扱うことができます。

もっとインストゥルメントを増やしたい、外部プラグインを使いたい場合はArtistを使いましょう。

特にボカロ(初音ミク等)を使いたい、Kontaktを使いたいという場合はPrimeでは使うことができません。

デフォルトのインストゥルメントやエフェクトも充実してきているので、Artistだけでも十分戦える内容となっています。

さらにクオリティを上げたい、作業効率を上げたいという方はProfessionalを導入しましょう。

スコア機能やビデオ機能など、他のソフトを別途使用せずに行えるのはとてもメリットです。

CDの販売を考えているならマスタリング~DDPまで作れるのでProfessional一択だと思います。

コード・トラックなどを使えばマンネリを打破して、今までの楽曲とは一味違う曲を作ることもできます。

まとめ

今回はStudioOneの3つのエディションについて解説させていただきました。

筆者もArtist→Professionalの流れでアップグレードしましたが、上位エディションはやはり快適です!

StudioOneが付属したソフトやインターフェイスを購入することでも、少し安く入手することが可能です。

お得に購入する方法についてはまた別記事でご紹介させていただきます♪

  • この記事を書いた人
皆見勇斗-MinamiHayato-

皆見勇斗-MinamiHayato-

音楽について”いいな”と思った機材や情報を発信するブログです! ぜひTwitter・YouTubeのフォローもよろしくお願いします♪

-DTM

error: Content is protected !!