ヘッドホン
皆さんは愛用のヘッドホンを持っていますか?
好きな曲を良い音で楽しむならイヤホンでは味わえない迫力を楽しめます。
通勤通学でも気分を盛り上げてくれますが音漏れなどの問題もありますので、まずは開放型・密閉型について解説いたします!
密閉・開放・半開放について
ヘッドホンには大きく3つの種類があります
密閉型ヘッドホン
クローズド型とも呼ばれる密閉型は、スピーカーの外側がハウジングで遮音されているものを言います。
このようにスピーカーの外側にプラスチックや金属などで覆われているものが密閉型です。
メリット:音漏れが少ない、遮音性が高く周りのノイズに強い
デメリット:こもりがち、集中できるぶん疲れやすい
開放型ヘッドホン
オープン型、オープンエアー型とも呼ばれる開放型
密閉型とは対照的に外側の通気性が良くなっています。
このようにメッシュなどで開放的なものが多いです。
メリット:音の抜けが良く高音がクリア、聴き疲れにくい
デメリット:音漏れが大きい、遮音性が低く周りのノイズに弱い
半開放型ヘッドホン
セミオープン型ともよばれる半開放型
開放型と密閉型の中間で、程よく開放感を求めたスタイルです。
画像のように全体的に開放しているわけではないのがポイントです。
メリットデメリットは、密閉型・開放型を半分にしたようなもので遮音性も音漏れも丁度良い感じ。
ですが屋外や騒音がうるさいシーンでは密閉型を選ぶごとをおすすめします。
オーバーイヤー型とオンイヤー型
ヘッドホンはイヤーパッドの形状で2つの種類に分けることができます。
大きめなパッドで耳をすっぽりと覆うのがオーバーイヤー型(またはオーバーヘッド/アラウンドイヤー)
遮音性もよくパワフルですが、サイズは少し大きめになります。
対して耳の上に乗せるようなパッドをオンイヤー型といいます。
開放的で自然な音を楽しめますが、音漏れなどは大きくなります。
お手頃なヘッドホンに多いですが、筆者のような立ち耳の人だとすぐ耳が痛くなりがちです。
音傾向
ヘッドホンによりフラット・ドンシャリ・かまぼこなどの音傾向が見られます。
詳しい解説についてはこちらも合わせてご覧ください。
1万円以下のおすすめヘッドホン
以下はヘッドホンのおすすめモデルをご紹介していきます。
2021年11月現在、Amazonで以上のものに絞りました!
下に行くにつれて金額が上がる順番で記載しています。
※Amazon価格を参照
JVC HA-RZ910
今回最もお手軽価格なヘッドホンですが、評価は高いHA-RZ910
フラットよりのドンシャリサウンドで音の広がりが感じられるモデルです。
商品のページにはテレビ・ゲーム向けと書いてありますが、音楽を聞いても楽しめる音となっています。
本体が丈夫なのも高評価ポイントです。
再生周波数帯域 | 7Hz~26kHz |
開放度 | 密閉型 |
フィット感 | オーバーイヤー型 |
インピーダンス | 64Ω |
コードの長さ | 1.2m |
金額 | 5,500円ほど |
audio-technica ATH-AVA500
こちらも5,000円台で買えるヘッドホンですが開放型モデルです。
開放型特有の高音の美しさや透明感が特徴的です。
オーバーイヤーですがスピーカー部分が耳に当たるというレビューも見られました。
イヤーパッドの質は上質で着け心地がいいのもポイント
再生周波数帯域 | 15Hz~27kHz |
開放度 | 開放型 |
フィット感 | オーバーイヤー型 |
インピーダンス | 35 Ω |
コードの長さ | 3m |
金額 | 5,700円ほど |
AKG K240
AKGからはK240をご紹介!
半開放型で閉塞感も少なく快適に着用できます。
モニター用途のヘッドホンなので低音から高音まで原音忠実、フラットサウンドが楽しめます。
スタジオなどでも多く使われるAKGもおすすめです。
再生周波数帯域 | 15Hz~25kHz |
開放度 | 半開放型 |
フィット感 | オーバーイヤー型 |
インピーダンス | 55 Ω |
コードの長さ | 3m |
金額 | 7,000円ほど |
YAMAHA HPH-150B
YAMAHAもヘッドホンを販売しています。
HPH-150Bもモニターヘッドホンで楽器練習などに最適です。
臨場感がありクリアな音質が楽しめます。
やや小ぶりなヘッドホンなので、骨格によっては耳が痛くなるというレビューもいくつかありました。
再生周波数帯域 | 20Hz~20kHz |
開放度 | 開放型 |
フィット感 | オーバーイヤー型 |
インピーダンス | 48 Ω |
コードの長さ | 2m |
金額 | 7,800円ほど |
パイオニア SE-MS5T
パイオニアのヘッドホンもご紹介させていただきます!
ハイレゾ対応を謳っており、解像度の高い高音質な音を楽しめます。
4つのカラーバリエーションはとてもお洒落でファッションにも合いそうです。
3.5 mm L型4極ステレオミニプラグなので、スマートフォンでの使用も考慮されたデザインとなっています。
再生周波数帯域 | 9Hz~40kHz |
開放度 | 密閉型 |
フィット感 | オーバーイヤー型 |
インピーダンス | 32 Ω |
コードの長さ | 1.2m |
金額 | 8,000円ほど |
ゼンハイザー HD 400S
海外からも高評価が多いHD 400S
中音域が豊かでテレビや動画での視聴にも最適です。
シンプルなデザインも主張しすぎず、普段使いしやすいですね。
こちらも3.5mmステレオミニプラグでスマホでの利用も考慮されています。
再生周波数帯域 | 18Hz~20kHz |
開放度 | 密閉型 |
フィット感 | オーバーイヤー型 |
インピーダンス | 18 Ω |
コードの長さ | 1.4m |
金額 | 8,600円ほど |
まとめ
今回はヘッドホンを選ぶときに知っておくと便利な項目や、おすすめモデルについてご紹介しました。
密閉型・開放型は装着感や臨場感がかなり変わってきます。
余裕があれば外出用と自宅用など二台持ちもおすすめです!
ぜひ購入の際に参考にしていただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました♪
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