iPhoneやiPadで配信・音楽制作がしたい
iOS端末で音楽制作や配信がしたい時ってありますよね!
例えば出先にいる場合、パソコンを持ち歩くよりiPadの方が軽くてコンパクトです。
iPadにインターフェイスを繋いで高音質な音楽を楽しんだり音楽制作できれば最高です。
この記事では、iOS端末でインターフェイスを繋ぐ方法や注意点など詳しくご紹介していきます。
予算3万円で購入できるオーディオインターフェイスもリストアップしていますので、ぜひ最後までご覧ください♪
気になる製品を見つける手助けになればとても嬉しいです。
iOSに繋ぐ方法
まず物理的に繋ぐためにケーブルを用意します。
「Lightning - USBカメラアダプタ」というものです。
オーディオインターフェイスは小さくても電力が必要なので、以下のようなケーブルだと動作が安定しません。
必ず以下のような電源が供給できるものを使用し、充電しながら使うようにしましょう。
様々な商品がありますが、安定性や長く使うことを考えると少し値は張りますがApple純正品を購入した方が安心です。
2018年以降のiPad ProにはLightning端子ではなくUSB-C端子が搭載されています。
その場合は以下のようなケーブルを使うことが推奨されます。
クラス・コンプライアント(CC)
クラス・コンプライアントはドライバーを必要とせずWindows、iOS、アンドロイドなど様々なOS上で動作することを表しています。
OSに入っている標準ドライバーだけで動くので、iPadやiPhoneでも動作します。
これが記載されているものは、安定してiPadやiPhoneで使用できる製品になります。
iPhoneやiPad向きなオーディオインターフェイス
Steinberg(スタインバーグ) | UR22mkII
Steinberg( スタインバーグ )製のオーディオインターフェイスはユーザー数も多く使いやすいです。
ループバック機能も付いていますので、配信や動画作成でも力になってくれるモデルです。
入出力数の少ないUR12や、USB-CバージョンのUR22Cなどのバリエーションもあります。
付属のDAWが
- Cubase AI
- iPad 用「 Cubasis LE」
となっていますので、まだDAWを持っていない人でもおすすめです!
Focusrite(フォーカスライト) | Scarlett 4i4 Gen3
Gen3はAIRモードが搭載されていて、プロも使うISAマイクプリアンプの音を再現することができます。
バリエーションとして入出力数が少ないScarlett Solo、Scarlett 2i2もありますのでお好みで選択できます。
注意点としてScarlett 4i4以上でないとループバック機能が搭載されていないので、必要な方はScarlett 4i4以上を購入しましょう!
付属ソフトウェアも豊富です。
- Ableton Live Lite
- Pro Tools | First Focusrite Creative Pack
- Softube Time and Tone bundle
- Focusrite Red Plugin-Suite
- XLN Audio「Addictive Keys」
- Eleven Lite
Focusrite | iTrack Solo
iPadやiPhoneに最適化されたモデルですが、WindowsやMacでも動作するインタフェースとなっています。
Scarlett soloの派生モデルで音質の良さも受け継いでいます。
iOS用のDAWとしてGarageband、Cubasis、Auriと候補がたくさんついてくるので、いろいろ試してみたい方にもおすすめです。
Roland(ローランド) | Rubix22
音の良さに定評のあるRolandのインターフェイス
Rubix22も同様で、音の良さやノイズの少なさが高評価なモデルです。
出力数の多いRubix24もあります。
付属DAWはAbleton Live Liteですので、iOSで音楽制作する際は別途iOS用DAWを購入する必要があります。
Roland | VT-4 Voice Transformer
主に雑談やVTuberの用途にぴったりなVT-4
ピッチ・シフトやボコーダー、ハーモニー、ROBOT、MEGAPHONE、REVERB、多くのパラメーターを弄ってボイスをコントロールすることができます。
低遅延なのでソフトウェアでエフェクトをかけるよりリアルタイム性を追求できるのがメリットです。
PCと繋いでオーディオインターフェイスとして利用することも可能です。
TASCAM ( タスカム ) | SERIES 102i
シンプルな見た目で堅牢なインターフェース
ノイズの少なさやクリアなノイズが特徴の製品です。
OBS環境ではサポートされていないので、使用する場合は工夫が必要になります。
付属ソフトウェア
- Cubase LE/Cubasis LE
- IK Multimedia「AmpliTube/T-RackS」
- iZotope「Neutron Elements」
音楽制作に役立つソフトウェアが付いています。
TASCAM | US-4x4HR
同じくTASCAMのUSシリーズもiOSに対応したモデルです。
解像度が高く原音再現を追求しているインターフェイスです。
入出力数の少ないUS-1x2HR、US-2x2HRのレパートリーもあります。
付属ソフトウェア
- Cubase LE,/Cubasis LE3
- IK Multimedia「Sample Tank 4 SE」
- Antares「AUTO-TUNE UNLIMITED(3か月間)」
TASCAM | MiNiSTUDIO PERSONAL US-32
TASCAMよりインターネット配信専用オーディオインターフェース が登場しました。
音声のミュートボタンやリバーブ量の調節、SEを鳴らすPON出しパネルなど、雑談やゲーム実況・弾き語り演奏などをアシストする機能が組み込まれています。
さらにハイグレードなMiNiSTUDIO CREATOR US-42では、出力ボリュームの調整やボイスエフェクト、マイク入力数が増えるなど上位版となっていますので是非チェックしてみてください。
PRESONUS ( プレソナス ) | AudioBox iTwo
このシリーズの良いところはMFi認証に対応しているとことです。
Lightning-USB 変換ケーブルを使わなくても直接繋げます。(※別途USB-B端子から電源を取ります。)
入力数が1つのAudioBox iOneもあります。
付属ソフトウェア
- Studio One 5 Artist
- iPad用 2トラック・レコーディング・ソフトウェア 「Capture Duo」
- 「Studio Magicソフトウェア・スイート」にも膨大なプラグインが含まれています。
Studio One Artistがついてくるのはとても太っ腹ですね!
PRESONUS | Studio 26c
MFi認証ではありませんが、こちらもiOSで使えるシリーズになります。
音質やレイテンシーの面でもとても評価が高く、デザインもかわいらしいものとなっています。
その他のバリエーションとして入出力数が少ない「Studio24C」USB-Bタイプの「USB 96」もあります。
付属ソフトウェア
- Studio One Artist
- Studio Magicソフトウェア・スイート
MOTU(モツ) | M2
2万円台で高音質を追求する場合、MOTUのインターフェイスがおすすめです。
もともと高級機をたくさんリリースしていたメーカーが、音はそのままで値段を抑えて開発したのがM2・M4です。
「同価格帯の中で抜群の音質だ」というレビューが多数あるインターフェイスです。
付属バンドル
- MOTU「Performer Lite」
- Ableton Live Lite
- 6GBのループ・サンプルパック
入出力を倍(4in 4out)に増やしたM4もおすすめです!
Solid State Logic (SSL) | SSL 2
上のM2と同じ時期に発売され、ライバル的な製品となっているのがこちらのインターフェースです。
SSLも長い間プロ向けにオーディオミキシングコンソールを提供してきましたが、その技術を詰め込みこの製品を制作しました。
「Legacy 4K」機能も優秀で、低域と高域に張りが出てシャキッとさせてくれます。
ループバック機能が付いていないため、必要な方は注意が必要です。
公式のアナウンスによると「iOSのサポートはしていないが使用はできる」とのことので、公式にサポートされていた方が良い場合は上のM2を選んだ方が安心です。。
付属バンドル
- Pro Tools First + AAXプラグイン "SSL collection"
- Ableton Live Lite
- Native Instruments 「Hybrid Keys」「Komplete Start」
- SSL「Native Vocalstrip 2」「Drumstrip」
- Loopcloudのサンプル 1.5GB
YAMAHA | AG03
配信の場合アナログミキサーがとても役立ちます。
このAGシリーズも大変人気でランキング上位を維持しています。
入出力数が多いAG06もありますのでチェックしてみてください。
付属ソフトウェア
- Cubase AI / Cubasis LE
IK MULTIMEDIA | iRig Pro Duo I/O
とてもコンパクトで200gを下回る筐体に高音質!
音のクリアさや音質の良さにも定評があります。
他バリエーションとして入力が一つのiRig PRO I/O、下位モデルのiRig Pre HDもあるのでチェックしてみてください。
付属バンドル
PC用
- AmpliTube 4 : ギター/ベース用エフェクト&アンプ・モデリングの定番ソフトウェア
- T-RackS Singles(9モジュール) : マスタリング&ミキシング用の定番ソフトウェアから厳選された9モジュール
- SampleTank 4 SE : 定番ワークステーション Sampel Tank 4 から音色を厳選したSE版
- Custom Shop で利用可能な25ギア・クレジット
iOS用
- AmpliTube for iOS : 有償版と同じ36モデルのロックを解除。
- VocaLive for iOS : モデリング・マイクを複数収録した Mic Pack のロックを解除。
- iRig Recorder iOS : 複数のエフェクトを収録した Pro Bundle のロックを解除。
- Mic Room iOS : モデリング・マイクを複数収録した Mic Pack 1 のロックを解除。
- SampleTank iOS : 48種類のボーナス・サウンドのロックを解除。
AUDIENT(オーディエント) | EVO4
コンパクトな機種が続きますが、こちらも有名なインターフェイスです。
ナチュラルなサウンドでスッキリしているので聴き疲れしにくいです。
入出力を倍に増やした「EVO8」も販売しています。
付属バンドル
- Cubase™ & Cubasis™ LE 3
- Retrologue 2
- M-Tron Pro LE
- Torpedo Wall of Sound™
- Waldorf Edition 2 LE™
- Subito Piano
- LoopCLoud 2GB
AUDIENT | iD4 mkⅡ
とにかくシンプルに、音質の良さにこだわったモデルです。
ユーザーからは想像以上の音質に驚く人が多いです。
mkⅡにバージョンアップしたことで広がりと奥行きが更に増し、正統に進化しました。
付属バンドル
- Cubase™ & Cubasis™ LE 3
- Retrologue 2
- M-Tron Pro LE
- Torpedo Wall of Sound™
- Waldorf Edition 2 LE™
- Subito Piano
- LoopCLoud 2GB
ZOOM | U-24
コンパクトな本体ながら、様々な要素を盛り込んでありマルチに使えるインターフェイスとなっています。
コスパもとても優れていて、音楽制作でも観賞用でもしっかりと活躍してくれます。
注目すべきは出力の多さで、RCAがついているのでミキサーなどとの接続にも役立ちます。
付属ソフトウェア
- Ableton Live 9 Lite
- Steinberg Cubasis LE
ZOOM | V3
V3はボイスチェンジャーがメインのインターフェイスになります。
16種類のボイスエフェクトを調節して、様々なシチュエーションやキャラクターを再現することができます。
ピッチ修正やケロケロボイス、コーラスなんかも作れますのでライブでの使用にも適していますね!
ループバック機能は付いていないようなので、お気を付けください。
まとめ
今回は、iOS環境で使えるおすすめオーディオインターフェイス、繋ぐためのゲーブルなどをご紹介させていただきました!
気になるモデルは見つかりましたか?
DTMや配信をしないという方でも、映画や音楽を良い音で聴けるようになると幸福度が上がります。
ぜひオーディオインターフェイスを導入してワンランク上の音質をぜひお試しください😌
最後までお読みいただきありがとうございました♪
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