Cubaseの音が出ない
Cubaseを使っていて多いトラブルが
PC本体やオーディオインターフェイスから音が出ない
という内容。
筆者も使い始めの頃困った記憶がありますが、いくつかのポイントをチェックすればすぐに解決できるかもしれません!
今回はそんなCubaseの音が出ないトラブルについてまとめてみたいと思います。
ドライバーをチェックする
パソコンにはオーディオドライバー(またはサウンドドライバー)
というプログラムがインストールされています。
簡単にいえば音を入力したり出力するためのものです。
マイクで音を録音する時やヘッドホンで音を流す時に欠かせない重要な機能です!
オーディオインターフェースを購入したら、専用のASIOドライバーをインストール必要があります。(※ASIOが使えない製品もあります)
CDが付属の場合はそのCDから、ない場合はネットで「製品名 ドライバー」で探してみましょう!
このドライバーによりインターフェイスを細かく制御する事ができます。
OSのサウンド設定を開く
Windows10の場合、タスクバー右端のスピーカーマークを右クリック
「サウンドの設定を開く」から設定できます。
サウンドメニューにある「出力」
こちらでデバイスを選択することができます。
同様にオーディオを入力する場合、下にある「入力」デバイスから指定する必要があります。
※この画面の場合、ドライバーがインストールされたSteinberg製のデバイスが表示されています。
Macの場合、Appleメニューから「システム環境設定」
「サウンド」という項目がありますので、そこから入出力を指定しましょう!
Cubaseの設定を確認する
無事インストールが確認できたら、Cubaseがそのドライバーを使用しているかをチェックしてみましょう。
上部メニューの「スタジオ」→「スタジオ設定」→「オーディオシステム」
ページに「ASIOドライバー」という項目がありますので、上で確認したASIOが設定されているか確認しましょう。
※Cubase 9.5以前の場合、「スタジオ」の代わりに「デバイス」という言葉が使われています。
Cubaseの入出力を確認する
Cubaseには入力や出力を個別に設定する機能があります。
ここも確認してみましょう。
メニューの「スタジオ」→「オーディオコネクション(またはVSTコネクション)」
「入力」のタブではオーディオインターフェイスのinputを設定します。
ここが指定されていないと、マイクやギターの音が録音されないというトラブルになります。
「出力」のタブではオーティオインターフェイスのoutputを設定します。
ここが未接続になっていると音が出力されません。
上の画像では左右の出力が未接続になっていますので、音声が出力されない原因になります。
ミキサーパネルのチェック
その他にもCubaseミキサーパネルでのミスもチェックしておきましょう!
以下の項目も出力されない原因になります。
- midiやオーディオのトラックフェーダーが0になっている
- ステレオアウト(メインの出力)が0になっている
- トラックやステレオアウトのS(Solo)やM(Mute)が点灯している
以上も確認してみましょう。
ハードウェアの問題を確認
ここまですべて試してもダメな場合、デバイスのほうに問題がある可能性があります。
- オーディオケーブルやUSBケーブルが断線していないか
- ボリュームつまみが0になっていないか
- オーディオインターフェースのMuteボダンが点灯していないか(ソフトウェアのミキサーもチェック)
- デバイスを一度他のPCに繋いでチェックする
- 他のUSBポートに接続してみる
- アウトプットが複数選べる場合は正しいアウトプットを選択しているか
なども確認されると確実です。
まとめ
今回はCubaseの音が出ない問題について徹底的にまとめさせていただきました!
結構な割合で陥るトラブルですが、これらの項目を順にチェックしていけば原因が見つけやすいはずです。
Cubaseの設定項目についても詳しくなれるので、ぜひ覚えていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
Cubase使い方講座一覧
基礎編 オーディオ編 MIDI編 全般編 特殊なトラック編 レコーディング編 ミックス編 その他
続きを見る
初心者でもオススメ|1万円でオススメオーディオインターフェイス
いい音に出会おう 「DTMを始めたい!」 ・・・そう意気込んだのは良いものの、まず何から始めれば良いものか・・・。 分かります! やりたいことは多いけど、やらなきゃいけない課題も多い気が ...
続きを見る
生放送ならこれ!ループバック付きおすすめオーディオインターフェイス
音質を向上するなら 皆さんは生放送をしていますか? 最近だと配信やズーム会議も主流ですが、それらの音質を改善したいというときにオーディオインターフェイスが力を発揮します。 リアルタイムな生放送でなくて ...
続きを見る